In Denmark!
Yuri Inagakai Dye&Weave Exhibition

Opening Hours: 2006105 - 26
Mon - Fri10:00-12:30
14:00-16:00
Information & Culture Center
Embassy of Japan
Pilestraede 63
 1112 Copenhagen K


2006年10月5日〜26日まで、デンマークの日本大使館にて個展を開催しました。展示は主に着物や帯、それに関する歴史や製作過程を写真や現物(繭や糸、染料になる植物など)それから結十布の風呂敷タイプと巾着タイプを展示、使い方のパフォーマンスも行い好評でした。

日本大使館の方と母達にも手伝ってもらって、会場に飾り付けました。写真は着尺(着物に仕立てる前の一本分のもの)をタピストリーのように展示しようとしている様子です。全長14m、幅40センチほどの絹の布一枚で着物は出来上がっています。その長い様子が見てわかるようにと思い展示したところ、日本人の方までその長さにびっくりしていました。

初日はオープニングがあり、岡田大使の挨拶の後、私の作品紹介の時間を頂きました。大使館員のフィリップさんに「やはり自分の言葉で伝えたほうが絶対にいいです」と勧められ、すべて英語でプレゼンテーションを行いました。そんなこともあるだろう・・・と思って準備していった甲斐あって、ものすごく緊張しましたがなんとかこなすことが出来ました。
着物や帯、それに関する歴史や製作過程を写真や現物(繭や糸、染料になる植物など)に出来るだけ日本語と英語の説明文もつけ展示ました
実は搬入前に一番最後まで悩んだのが、あいさつ文です。特に英語のバージョンは何度もネイティブの友人に見てもらって書き直しました。日本語も同じですが、会話と違って形式があるんですね。勉強になりました。
日本の繭、各種も展示。手にとって見ていただけるようにしました。写真は卵から繭になるまでの工程を紹介したものです。
手触りの違う数種類の糸や製糸の過程も展示しました。
シルクの正体って意外とみんな知らないみたいですね。
植物染料の見本とその色見本。
すごく興味のある方もいて、染め方はもちろん原産国や調理法(注:食べません)まで聞かれました。
仕立てあがった着物も展示しました。
実際に着る時には、裏(胴裏や八掛けなど)を縫いつけ、その色によって年齢や好みがわかるようにするのだというと、それはとても面白いと言われました。

しかし、なぜ選んだ色を裏に隠すのか?という問いにはちょっと困りました。江戸時代の贅沢禁止令の話から始めて、仕舞いには、「日本人がなぜブランド物に走るのか」についてまで議論となりました。私の考えでは、日本人は着物のように一見同じように見える形の中で、羽織の裏や根付けや鼻緒に凝って、他人との差別化、つまり個性を表現したのだと思います。だから同じように見えるブランドのバックでも、お友達とちょっとだけ形が違うくらいがちょうど良いのでしょう。でもこのことで一番感じたのは、もっと英語を勉強しなくては・・・と言うことでした。本当に言いたい事がいえないのはストレスです。
会場に変わったベンチがありました。写真は二台重なっていますが、実は日本人のデザイナー向井裕子さんの作品でした。滞在中に偶然お会いでき感激!向井さんの旦那様はガラスのアーティスト、アトリエ&ショップがコペンハーゲンの真ん中にあります。
copenhagen glass



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